SUBARU
富士エアロスペーステクノロジー株式会社

社員インタビュー

社員インタビュー 情報システム部(2)

社員インタビュー 情報システム部(2)

入社1年目から
作業の中核を担えます

情報システム部

2014年入社
[工学部卒 / 大学院:工学研究科卒]

既存システムの要件を洗い出して検討

社員インタビュー 情報システム部(2)-1

――現在の仕事内容を教えてください。

既存のソフトウェアの維持運用・開発作業と、そのソフトウェアを新システムとして改修するための要件検討作業を行っています。また、並行して、今後導入予定のERPシステムと連携する物品管理システムの開発作業を進めています。

――どのようなソフトウェアなのですか?

SUBARU内で使用する図面や技術資料といった電子ファイルを登録するとき、その資料の属性情報を付加して管理するためのソフトウェアです。実は、このソフトウェアは、もう20年近く前から使用されているものなんです。その間、いろいろな要望を聞いては追加して、というのを繰り返してきたようで、つぎはぎだらけの状態になってしまっていて。改修後はできるだけカスタマイズをなくしていきたいと思って、要件検討を進めているところです。ただ、まだちょっとゴールが見えないので大変ですね。

――仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

提示された非常に難解な仕様に対して、自分なりにかみ砕いて資料に起こして説明し、内容に納得してもらえたときです。仕様には「やりたいこと」は書かれていますが、それを実際にどうやって作るかを考えると、難しいことも多々あります。調整や話し合いを経てお互い納得できたときには、本当によかったな、と思います。FATECの場合は客先がSUBARUなので、一般的なシステム系会社に比べると、こちらの要望も通りやすいかもしれません。

入社の決め手は雰囲気の良さと安定感

社員インタビュー 情報システム部(2)-2

――FATECに入社を決めた理由は?

工場見学のときに社内の雰囲気の良さを感じたことが、理由の1つです。他社で圧迫感のある面接を受けたことがあったため、余計にそう感じました。私は生まれてからずっと宇都宮で過ごしてきたので、慣れ親しんだ場所で働けることもポイントになりましたね。また、SUBARUのグループ企業という安定感も魅力でした。

――学生時代の経験が現在の仕事に活きていると感じることはありますか?

学生時代の研究内容が、今の業務に直接つながっているわけではありません。でも、勉強をはじめ、サークル活動やアルバイトなど、いろいろなことに興味を持って取り組んだ経験は、確実に今に活きていると思います。

入社後すぐでも活躍できる環境がある

――FATECの情報システム部にはどのような魅力があるのでしょうか。

プロジェクトの大小はありますが、1年目から即作業の中心として働くことができます。私自身も、入社数ヶ月後には大規模な開発案件に携わるようになりました。現在は当時よりもさらにOJT体制が整備されているので、案件対応の流れをしっかりつかめるようになると思います。

――就職活動をしている学生の皆さんにメッセージをお願いします。

就職活動中は、どうしても視野が狭くなりがちです。でも、できるだけいろいろなことに興味を持って、さまざまな観点から会社を選んでみてください。例えば、インターンシップや企業訪問、OB・OGに話を聞いたりすると、入社後のイメージもわきやすくなります。自由な選択肢で、ぜひ、自分の可能性を広げていってほしいと思います。

一日のスケジュール

一日のスケジュール 一日のスケジュール

私のターニングポイント

2014年 入社1年目に、大規模開発案件とサーバ更新作業に参加
システムの設計や開発、サーバ更新に関する調整に携わりました。右も左もわからず苦労しましたが、SUBARU各課・FATEC内との調整の進め方や、開発の進め方について学ぶことができました。
2018年 システム更新における業者の選定作業
長年使用してきたシステムの更新にあたり、そのまま更新を行うのではなく、必要な要件を洗い出して最適なシステムを選定するというプロジェクトに参加しました。各社に対して、現システムの要求事項の説明や、そのシステムでできること・できないことをまとめていく中で、現システムへの理解を深めることができました。また、各社が提案するシステムの使用や費用感を確認する中で、SUBARUやFATEC以外の業務のやり方に触れ、知見が広がりました。