SUBARU
富士エアロスペーステクノロジー株式会社

社員インタビュー

社員インタビュー 技術部(2)

社員インタビュー 技術部(2)

何でも相談しやすい
風通しの良さが自慢です

技術部/CAESCO出向

2016年入社 [理工学部卒]

学びの多いアメリカ出向

社員インタビュー 技術部(2)-1

――現在はアメリカに出向中なのですね。

シアトルのCAESCO社で、ボーイングの新型貨物機の設計に携わっています。ボーイング社のスタッフと一緒に働いているので、経験豊富な技術者の知識から学んだり、自分にはなかった視点に気付かされたりすることも多いですね。

――現地での生活はいかがですか。

休みの日は同僚と一緒にいろいろなところへ旅行をしています。アメリカに来てもうすぐ1年になりますが、イエローストーンやグランド・キャニオンなどの国立公園、ナイアガラの滝にも行きました。

飛行機の設計ができる仕事に就きたかった

社員インタビュー 技術部(2)-2

――もともと飛行機が好きだったのですか?

飛行機は小さい頃から好きでしたし、大学ではグライダー部に入っていました。グライダーというのはエンジンのない飛行機で、人が操縦し、上昇気流を利用して空を飛びます。グライダー部で活動するうちに、飛行機の設計に興味を持つようになりました。

――FATECに入社を決めた理由は?

「飛行機の設計ができる」ということが一番の決め手です。面接のときに、面接官だった当時の技術部長と、グライダーや飛行機の話で盛り上がったことが印象に残っています。

――FATECのいいところを教えてください。

社内の風通しが良く、同僚との仲が良いところだと思います。同僚をはじめ、先輩や上司とも距離が近いので、わからないことがあってもすぐに相談できます。仕事の話はもちろん、プライベートな相談をすることもありますね。

設計した部品が組み上がったときは大きな達成感が

――仕事で達成感があるのはどんなときですか?

まだ日本にいた頃、かなり大規模なプロジェクトに参加し、重大な設計変更を担当したことがありました。設計が終わり、部品ができあがって組み上げられているのを実際に工場で見たときには、とても大きな達成感がありました。
設計をしていると、部品が思い通りに合わないこともあります。そういうときは、部品の強度や、周りの部品との兼ね合いなどを見ながら、細かく調整を繰り返していくしかありません。その苦労を乗り越え、設計した部品がきちんと噛み合ったときは、やっぱりうれしいですね。

──FATECへの入社を検討している学生の皆さんにメッセージをお願いします。

これから社会に出る学生の皆さんには、ぜひ、自分の好きなことを仕事にしてほしいです。好きなことを仕事にできれば、きっと楽しく働いていけるはずです。もちろん、仕事には大変なこともありますが、「好き」という気持ちがあれば乗り越えていけると思います。

一日のスケジュール

一日のスケジュール 一日のスケジュール

私のターニングポイント

2019年 ボーイング787型機性能向上の大規模設計変更プロジェクトに参加
初めての大規模プロジェクトへの参加。先輩社員からアドバイスを受け、知識を吸収しながら携わることができました。
2021年 新型ヘリコプターの製造現場支援
設計の知識を活かし、製造不具合の対応や製造進捗に遅れがないように管理をしました。普段とは違う現場近くでの仕事で、製造現場で得た知識を設計に活かせるようになりました。
2023年 1年以上の期間で初のアメリカ出向
新型貨物機の中央翼の設計に参加するため、シアトルのCAESCO社に出向。ボーイングの技術者と議論を交わしながら、これまで得た知識を担当部位の設計に役立てています。